“Evernote Dropbox”: ファイルやスキャンした文書をEvernoteに素早く保存!

Updated on February 28, 2013

Synkuro-san — the publisher of b2log and a friend of Veritrope.com — has generously provided this Japanese translation of instructions for the “Evernote Folder Action” script. We hope that this makes it even easier for Japanese Evernote users to enjoy this project!

-Justin

Interested in learning more about AppleScript? Veritrope.com へようこそ!

機能概要:

フォルダアクション機能を使って、あなたのデスクトップに特殊なフォルダを作成します。そのフォルダにファイルをドラッグ&ドロップしたり、直接保存したりすると、ウインドウがポップアップし、少ないキー操作でのファイルへのタグ付け・保存するノートブックの選択を行うことができます。ファイルがEvernoteに転送されると、オリジナルのファイルをゴミ箱に移動します。

シンプルでしょ?

使用方法:

私は主に2つの用途に使用しています:ひとつはScanSnapでの紙の文書のスキャンに、もうひとつは直接Evernoteにファイルを保存する“仮想ハードドライブ”としてです。

ドキュメントスキャナのScanSnapシリーズは、紙の文書をスキャンするのに今最も気に入っているデバイスです。簡単で安定していて、しかも早い!同梱されているScanSnapソフトウェア(ScanSnap Manager)により、直接スキャンしたファイルをEvernoteに保存することはできますが、オリジナルのファイルはローカルドライブに残したまま…これではPDFファイルがどんどん蓄積してしまいます。“Evernote Dropboxフォルダ”を使用すれば、Evernoteに保存したファイルの不要なコピーがない状態にハードドライブを保つことができます。

またプログラムからEvernoteに素早く文書を保存するための場所としてこのフォルダを使用できます。Evernoteに文書を保存するにはとても簡単で、“別名で保存…”を選択して、フォルダアクションを設定したEvernoteフォルダを選択するだけです。

どちらの場合でも、Evernoteに保存する際、タグ付け・ノートブック選択ウインドウが開きます。

注意事項:

この説明書とスクリーンショットはSnow Leopard(Mac OS X 10.6)の使用を前提としています。Leopard(Mac OS X 10.5)を使用している場合、一部異なる箇所があります。

フォルダアクションの動作は近年Appleが改善してはいますが、すべてのファイルをフォルダに入れる前に、プロセスが起動することがあります。巨大なファイルサイズになる文書のスキャンや、ネットワークドライブからファイルをコピーする場合、Evernote Dropboxフォルダに移動する前に、それらのファイルをいったんローカルドライブに保存することを推奨します。

Evernoteプレミアムアカウントではない場合、保存できるファイル形式に制限があります。

インストール方法:

  1. 下記リンクからZIPファイルをダウンロードし、解凍してください
  2. CLICK HERE TO DOWNLOAD

  3. 解凍したフォルダ内に含まれるフォルダアクションスクリプト“Evernote Folder Action.scpt”を /Library/Scripts/Folder Action Scripts ディレクトリにコピーしてください。
  4. “Evernote Dropbox”用のフォルダをデスクトップに作成してください。ここでは“@EVERNOTE”というフォルダ名を使用しますが、好きな名前をお使い頂けます
  5. フォルダアクションを有効にします。 フォルダを[control]キーを押しながらクリック(または右クリック)し、コンテキストメニューから“サービス”>“フォルダアクション設定”を選択してください。
  6. フォルダアクション設定のメニューから関連付けるスクリプトを選択します。 “Evernote Folder Action.scpt” を選択してください。

より便利にお使い頂くために:

この時点で“Evernote Dropbox”フォルダは動きますが、より便利に使うため、またこのフォルダを使うのを忘れないよう、ちょっとした手間をかけたいと思います。

まず、デスクトップにあっても分かりやすいようにアイコンを変更します。私は自分用にもクライアント用にもアイコン画像を変更しています。便利なようにアイコン画像をZIPファイルに入れておきました。

  1. 通常のフォルダの画像からアイコンを変更するには、まず私がZIPファイルに入れておいた画像ファイル(EvernoteDrop.png)をプレビュー.appで開いてください。開いた後、[command]+A(⌘+A)を押して画像全体を選択し、[command+C](⌘+C)を押して選択範囲をクリップボードにコピーしてください。
  2. フォルダアイコンを新しい画像に変更するには、新しくデスクトップに作成したEvernoteフォルダ(例では@EVERNOTE)を選択し、[情報を見る] ー Finderのメニューから[ファイル]>[情報を見る]、もしくは[command+I](⌘+I) ー を選択します。フォルダの情報ウインドウが開き、そのウインドウの上部にフォルダのアイコン画像が表示されます。アイコン画像をクリックすると、画像の周りがぼんやりと青くハイライトします。
  3. [command]+V(⌘+V)を押して画像をペーストします。これでカスタムアイコンの出来上がりです!
  4. また私はFinderのサイドバーにショートカットを作成しています。作成するには、フォルダをFinderのサイドバーの“場所”にドラッグ&ドロップするだけです。これで文書を保存する際、保存場所としてEvernoteを素早く選択することができます。

以上です。よろしければ感想をコメント欄で教えてください。また何か問題があれば、こちらからバグレポートをお願いします。

Take One Minute to Keep This Site Going — Either With Your Comments or Contributions!


9 Responses to ““Evernote Dropbox”: ファイルやスキャンした文書をEvernoteに素早く保存!”

  1. michiyo mitsutake June 30, 2012 at 4:50 am #

    どうもありがとうございます!!!
    本日、EverNoteをインストールして、(もっとこうだったら..)が叶いました。簡潔な説明。素晴らしい仕上がり!

    検索結果のトップ9だったので、多くの方が同じように考え、感謝の気持で一杯だと思います。本当にどうもありがとうございました(^^)*

  2. mrkoba June 13, 2013 at 1:16 am #

    Windowsからの乗り換えで、Import folderが使えなくなり、不便に感じてました。本当に最高の情報を教えて頂き、ありがとうございました。